この娘どなたの子かご存知無いんですか?
土曜日に大量に本を買い込んで、土曜の夜から延々読書に浸ってたヒロキですこんばんは。
とりあえず読めたのは2冊なんですけど、その内タイトルを見てピンと来た人もいるかもしれないですけど今日はこれ。
伊坂幸太郎さんの短編集で、世間の狭さを感じるような世界観で話が進行していきます。
感想としてはとにかく面白かった。キャラクターが多くて誰が誰だったっけ…誰の子供だっけ…ってなる事はありましたが、それぞれ皆色んな問題や悩みを抱えていて、それが何故かとってもしょーもないことであったり、運命的な出会いをして解決だけではなく別の道を進んでいく、本当に人生を描いているような作品だと思いました。
小説だから…ではなく私達も、本当に小さな事や、え!?そんなことで!?って他人から言われる様な事が原動力になってたりしますよね。
かくいう私も、小説家を本気で目指そうかなと考えたのは友人に自分が書いた厨二病丸出しの小説を読んでもらったら面白いって言ってもらえた事ですし。
当時は自分の可能性がわからなくてRPGツクール2000で延々ゲーム作ったりしてましたね。
そんな、自分が本来したかったことってなんだっけとか、分からない事への興味であったり楽しさだったり、ワクワク感だったりを感じさせてくれる小説でした。
何か本当に人生を書いたような小説って感じでした。
是非まだ読んでない方はチェックしてみて下さい。
以上、読書感想文が大体△で返ってくるヒロキでした。